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「高天神を制するものは遠州を制する」と称された戦国時代の山城です。徳川、武田が激しい争奪戦を繰り広げました。周辺には付城として築かれた高天神六砦や遺構が残っています。続日本百名城に選定されました。

【続日本100名城・高天神城編】

武田信玄・勝頼親子と徳川家康が争った激戦地

静岡県掛川市上土方嶺向

横地氏によって築城された山城。横地氏の始祖横地太郎家永は源義家(八幡太郎義家)の落し子と伝わっています。菊川城館遺跡群（高田大屋敷遺跡・横地氏城館跡）として国指定史跡に指定されています。

横地城跡

静岡県菊川市東横地地内

勝間田氏によって築城された山城。牧之原台地に連なる尾根標高100～130メートル程、勝間田川最上流部に位置します。勝間田氏は同族の横地氏とともに今川義忠と争って敗れ、勝間田城も落城しました。静岡県指定史跡。

勝間田城跡

静岡県牧之原市勝田2160-5

武田勝頼が遠江侵略の拠点として築城。武田家の守護神諏訪明神を城内の一角に祭ったことから諏訪原城と呼ばれています。

国指定史跡。

諏訪原城跡

静岡県島田市菊川1174